参拝方法もご紹介! シラチャのお寺!
こんにちは。Sriracha-de制作スタッフの浅井です。
この記事をお読みで、シラチャに住んでいらっしゃる方、タイ式寺院の前を通りすぎたことがあるのではないでしょうか?
シラチャには幾つもお寺があり、私は何度も何度も前を通り過ぎました。
ですが、入ってもどうすれば良いか分からないし…ということで、一度も入ったことがありませんでした。
そんな方が他にもいるのではないかと思い、今回は思い切ってローカルのお寺に潜入してきました!
1: Rang see Sutthawat
1958(仏暦2501)からある寺院で、ロビンソンシラチャからJ-Parkシラチャへ行く途中にあります。
敷地内に12の建物があるとのことなんですが、お寺の方がまず紹介してくださったのはこちら。
普段は開放しておらず、年に数回だけ開けるとのこと。
今回は取材ということで、鍵を開けてもらい中を少しだけ見させていただきました。
こちらは出家の儀式が行われる場所。
こちらも普段は非公開。
普段から公開しているのはこちら
そしてこちら
それから、奥には僧侶の方がいる建物があり、食べ物を持って行ったり、説法を聞くような場合はそちらに行くようです。
通常のお祈りはこちらへ。
お花を持って行く場合は、お寺を出てすぐ、道路の反対側で買えます。
お線香はお金を払わずに使って良いとのことでした。
火がついたロウソクがあるので、お線香を3本取って火をつけ、お祈り(手を合わせる)します。
(前にろうそくたてもあったので、ろうそくを持っている方は自分のろうそくに火をつけ、そこでお線香に火をつけるのだと思います。)
お祈りが終わったら線香立てに線香をたて、(お花を持っていればお花を置き、)「手を合わせる→頭を下げ手を床につく」という動作を3回やります。(やり方はこちらでも紹介しているのでよろしければごらんください。)
こちらにはおみくじもありました。
かき混ぜて一本取ります。
私は4番を引きました。
横の壁に紙がかけてあります。
紙に数字が書いてあり、左上から1、2、3…となっていたのですが、
4番が無い…………
諦めました。笑
おまけ: こちらはピーのためだそうです。
やっぱりお寺にもあるんですね。
2 Wat Si Maha Racha
ご存知の方も多いかと思いますが、「ワット」は「寺」の意味です。
できた年は正確にはわかりませんが、1831年には「ワットシーラチャー」として文献に出てきたとか。
境内には幾つか建物がありますが、入れるのは入り口の近く、本堂の左側にある、少し小さな建物です。こちらは6時から16時の間であれば誰でも入れるそうです。
建物に入ると、ブッダと僧侶の像。金ピカです!
右の方でお線香、ろうそく、金箔のセットが買えます。箱の中に20Bを入れればオーケー。
仏様の前に座ったらろうそくに日を灯して立て、線香に日を灯し祈り、線香を立て、顔の前で手を合わせて頭を下げることを3回繰り返します。(詳しくはこちら)
そのあと、金箔を像に貼り付けます。(だから金ピカなんです!)
金箔を買って貼るのもタンブンの一種ですね。
知り合いのタイ人の方はどこに貼っても良いと言っていました。ネットで調べたところ、昔は顔や頭を避けて、背中の方に貼るのが良いとされていたと書いてありましたが… みなさん背中以外にも貼っていました。腰痛もちの人は腰に…ということもするそうです。
それから、こちらは曜日毎のブッダです!
タイの方は、皆自分の生まれた曜日を知っています。自分が生まれた曜日に貼る方が多いようなので、自分の生まれた日の曜日を調べてから行かれると良いと思います!
日曜日:両手をお腹の上組んだ立像。
月曜日:左手は下ろし、右手は手のひらを胸の辺りで外側に向ける立像。
火曜日:横になった寝釈迦像
水曜日(6〜18時)両手で鉢を抱えた立像。
水曜日:(18〜6時)坐像。(下には象と猿)
木曜日:手のひらを組み、あぐらをかいて瞑想する座像。
金曜日:右手を左手の上に置き、胸元で交差させている立像。
土曜日:背後に七本頭の蛇が見える坐像。
左の方で売っているのは油。
買ったら日が灯っている灯篭に継ぎ足します。
おみくじ、こちらにもありました!
棒を一本引いて、棒に書いてある番号の紙をとります。また4番でした!笑
紙にはタイ語だけでなく、英語表記もあります(^^)
3: Wat Rat Niyomtham
僧侶にお伺いしたところ、100年前くらいに出来たお寺だそうです。
こちらの建物は普段公開されていないそうですが、取材ということで見せていただきました。
大きなブッダの前に並ぶ小さな仏様は、2のワットシーマハラチャにもあった「曜日毎のブッダ」です。
(それぞれ左から「日曜日のブッダ」…「土曜日のブッダ」(水曜日は午前と午後))
外のこちらは5:30~20:30までならいつでも見る(祈る)ことが出来ます。
本堂の方は、現在色を綺麗に塗り替えているところとのことでした。
ですが、外側の補修をしているだけなので、朝8時から9時、夕方の4時から5時の間なら中に入ることができます。
外で靴を脱いで入ります。
部屋の中には段差があり、上の方(仏像の前)には僧侶が座り、一般の人は下に座るようでした。
入って座ったら、まず上でもご紹介した作法で3回頭を下げます。
最初人が私を含め4人だけでしたが、少しずつ増えて最後は僧侶五人、それ以外が私を含め五人になりました。
白い服を着ている方は、おそらく「メーチー」と呼ばれる修行生活を送る女性です。尼僧のようなものではありますが、タイでは「女性が僧侶になる」ことは認められていません。
少し薄暗い中でお経が響いており、心が洗われるようでした。
日本のお経とは違うリズムで…
言葉にはしづらいので、聞いたことがない方はこちらで聞いてみてください。
教科書のようなものが置いてあり、中にはお経が書いてありました。
5時過ぎ、約一時間で終了。
お経を聞いているうちに、自分の苦しみも喜びも、すごくちっぽけなもののような気がしてきました。まだまだまだまだ悟りには程遠いですが、不思議な気持ちになりました。良い体験が出来たと思います!
「タイの宗教」の記事はこちら。
寺院でのマナーについても触れていますので、よろしければ参考になさってくださいね!
「シラチャでタンブン」の記事もあります!