今タイで話題の宗教組織タンマガーイ! タンマガーイ寺まとめ -2

 




 
(写真:バンコク/ワットプラタンマガーイ) 

☆こちらは『タンマガーイ寺まとめ-1』の続きです。
<タンマガーイ寺の特徴><資金問題>が書かれた『タンマガーイ寺まとめ-1』はこちら

<2017年以降の動向>

まず、大僧正(※)の選任を国王に一任する法律が施行された。

 
(2017年の1月時点ではサンガ最高評議会は大僧正代行であるソムデートプラマハーラチャマンカラージャーン僧が率いていた。
しかし、大僧正代行はタンマガーイ寺と癒着しているという疑惑があり、軍政は法改正で大僧正代行の大僧正就任を阻止し、サンガ最高評議会内のタンマガーイ寺の影響力排除を図る意図があった。)
※大僧正……サンガ(タイの仏教組織)の長。タイ語では「ソムデートプラサンカラート」

2月13日 
第20代の大僧正として、バンコクの王宮周辺にあるラーチャボピット寺院の住職であるムニーウォン僧が選ばれる。これにより2年間空白だった大僧正の座が埋まりタンマガーイと関わりがあるとされる大僧正代行は権力を失ったことになる。政府の意向が色濃く出た形となった。(大僧正就任に関しては2月13日の記事を参考)

2月16日 
プラユット首相が自身に事実上の全権を与える暫定憲法44条(ม.44)を発動し、タンマガーイ寺の捜査を本格化させた。
この日から警察、軍の捜査が厳しくなり、未明から夕方にかけて捜査が行われるようになった。信徒や僧により妨害が行われようとしたが、立ち入りを禁止した。しかしこの日は捜査の甲斐なくタンマチャヨーは見つからなかった。

2月20日 
警察、軍と信徒、僧が衝突し両方に怪我人が出る。タンマチャヨーは未だ発見できず。

2月21日 
プラユット首相が暫定憲法44条を取りやめないことを宣言。

2月22日 
タンマガーイ寺の僧侶が首相批判をこめて断食を始める。

2月24日 
首相が再度タンマチャヨーに出頭するように要請。

2月25日 
プラユット首相の暫定憲法44条を批判し、今すぐ取りやめるように言った男がその場で首をつり自殺。首相も残念であると感想を述べる。

2月26日
タンマチャヨーは見つからず、首相は引き続き暫定憲法44条を取り下げないと発言。

<タンマガーイ寺の歴史>

1916年 
パークナーム寺院の住職、プラ・モンコンテープムニーが瞑想を通じて釈尊の智慧を自分で見出し再発見するために、自らの人生をかける決心で出家したことから始まる。大師の献身的な教えと師が発見したタンマガーイ瞑想法は人気となり、多くの人がパークナーム寺院へ瞑想を学びに来るようになった。
そして、大師の中で最も才能のある弟子はクンヤーイ・ウバシカ・ジャン・コンノックユーンであった。この弟子の下に瞑想に通ってきていたのが当時高校生であり現在問題になっているタンマチャヨーである。

1970年 
パークナーム寺院の住職が亡くなるころには瞑想に通う人々が増えておりパークナーム寺院の建物内に入りきらなくなっていた。そこで前年に大学を卒業し出家していたタンマチャヨーとクンヤーイがタンマガーイ寺を修行所として建設した。まだ十分な建物の形は成していなかったが1977年に正式に寺院として認められた。これがタンマガーイ寺としての組織の始まりとなる。

1985年
初めて雨安居(カオパンサー)と言う、3ヶ月間の「仏教後継者育成短期出家コース」が、一般人を対象に開催されるとともに、全国からの見習い僧を受け入れ、パーリ語の教育を実施し、後に仏教学校が創立へと繋がる。

1986年
国連からNGOとして認定され、スイスにおける国連総会の場で、社会の健全な発展についてタンマガーイ寺院代表がスピーチを述べるなど、何度も国連が主催する国際的セミナーに招待されるようになる。

1992年
に海外での布教活動が始まり、2015年の段階で世界中161の別院ができ、各国で布教活動が積極的に行う。毎年、宗教や国籍の異なった外国人たちが全世界から集まり、タンマガーイ寺院で行われる仏教行事には十万人を超える人々が参加するようになり、当時の瞑想場では収容しきれなくなる。将来の世界の仏教センターとなることを願い1994年にタンマガーイ大仏塔の建立計画が立ち上がる。

1996年
寺院を訪れる人々の数が膨大なものとなり、大瞑想場(サパー・タンマガーイ・サーコーン)が増築される。これが現在10万人を収容できるという大きな瞑想場になっている。

2000年以降 
タンマチャヨーが発案して、24時間の仏教放送DMC(ダンマ・メディア・チャンネル)の放送を開始。この放送は衛星やインターネットを使い、英語、中国語、日本語、インドネシア語等を、同時通訳しながら世界中に配信している。

「タンマガーイ寺まとめ」いかがでしたでしょうか?

今後は、まずタンマチャヨー僧は見つかり逮捕されるのかが注目されるところかと思います。そのような新しいニュースがありましたら、シラチャdeタイニュースの方でお伝えいたします!

今タイで話題の宗教組織タンマガーイ!
タンマガーイ寺まとめ -1
<タンマガーイ寺の特徴><資金問題>



 

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