ASEANからタイの経済を紐解こう①

みなさん、こんにちは!!シラチャdeの上杉です。
最近日本でもタイという国に対して様々な関心が集まって言いますが、
シラチャにお住いの方々、タイという国についてどこまでご存知でしょうか?

シラチャdeの記事でもタイの歴史や基礎知識について以前ご紹介させていただいたこともありますが、今まで経済に関してはあまりご紹介できていませんでした泣。
ですので、今回からタイの経済について少しずつ書かせていただきたいと思います!!
まず今回は、タイの経済の発展の礎となったASEANの発足について書かせていただきたいと思います。
ASEANという言葉は、最近ニュースでもよく取り上げられていますよね。
なぜこんなにも注目されているのでしょうか?
その部分を徐々に紐解いていきましょう!!
ASEANというのは、Association of South-east Asia Nationsの略称の事で
日本語訳では東南アジア諸国連合と呼ばれています。現在加盟国は加盟した順に、
インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン、マレーシア、
ブルネイ、ベトナム、ミャンマー、ラオス、カンボジア
と成っており、本部はインドネシアのジャカルタに置かれています。
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この10カ国が、経済・社会・安全保障・政治・文化に関して協力しようという考えのもと結束しており、モノ・ヒト・カネが域内で自由に移動できるようにしようとしています。ASEAN諸国の総人口は、EU(ヨーロッパ連合)の5億人をしのぐ、6億3000万人(2016年調べ)と成っており、若年層が多いということもあり中長期的に人口がこれからも安定的に増加していく傾向にあると言われています。
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また全面積は、433万㎢となっており、日本のそれのだいたい12倍程度、さらにはASEAN全体のGDPは2兆5000億ドルにも上り、こちらも日本のそれと比べるとだいたい半分くらいとなっており、GDPに関してはEUのそれと比較しても劣っています。
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しかしながら、先ほど述べたように人口がこれからも安定的に増加する傾向にある、域内でモノ、ヒト、カネの動きが容易になりつつある、ということから今後巨大なマーケットとして期待されています!!
さてこのASEAN、どのように発足したのかご存知でしょうか?
今現在では経済面でのつながりが強いように感じますが、

歴史を紐解くと元々は

ベトナム戦争をきっかけに誕生した、『反共産主義国の同盟』
という
政治的な意味合いが強いのです!!
ASEANが発足した1960年代は、アメリカとソ連による冷戦によって世界が二分されている時代。この時代にタイ、フィリピン、マラヤ連邦が結成した反共産主義姿勢の強い東南アジア連合(ASA)を起源にしており、そこにマラヤ連邦やフィリピンと近しい関係にあったインドネシアが加盟した経緯があります。
このようにアメリカを中心とする自由主義国(タイ、インドネシア、シンガポール、フィリピン、マレーシア)が、旧ソ連を中心とする社会主義国家であるベトナム、ラオスに対する防波堤として形成していましたが、冷戦対立の代理戦争となったベトナム戦争終結後の1980年代以降、シンガポールやタイなどの域内の国々で高度経済成長が実現するようになると、ASEAN諸国の連携は徐々に政治的なものから経済的なつながりに変化していきました。
1984年には、イギリスから独立を果たしたブルネイが加盟し加盟国は6か国となり、
さらに、政治的な連携から経済的な連携に変化したと感じさせる最たる出来事は、
1995年に共産党による一党独裁体制が続くベトナムが加盟したことが挙げられます!!
なぜなら、ベトナムはベトナム戦争にてタイやフィリピンとも戦火を交え、
さらにタイに関してはカンボジア内戦の際に真っ向から対立したことさえあったからです。ベトナムの加盟は過去の対立を超えて東南アジアが一つにまとまるきっかけとなりました。
これにより、東南アジアの地域共同体としての色彩が強まり、この後ミャンマー、ラオス、カンボジアと加盟し、現在の10か国となっています。
さて、このような経緯を経て経済的な色彩を強めたASEAN ですが、それぞれの国々が置かれている状況は実に多様で、経済、人口の規模、所得水準から、宗教、民族、言語のような文化的な側面に至るまで全く統一感がありません。
ですので次回は、加盟している10か国について比較いきたいと思います!!
ぜひ皆様の知識のご参考になればと思います。
こちらのlきもぜひご参考に!!

簡単に分かる、タイの政治(タイについて知ろう-基礎編③)

[連載]タイの歴史①

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