2/7 THEアジア大学ランキング2018、東大8位…上位350内は日本最多

英タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(Times Higher Education、THE)は2018年2月7日(現地時間)、アジア大学ランキング2018(Asia University Rankings 2018)を発表した。総合1位は3年連続でシンガポール国立大学。中国では、アジア大学ランキング2013が発表されて以来はじめて清華大学がトップにたった。東京大学は2017年から1位ランクを落とし、8位。

THEによるアジア大学ランキングは、THE世界大学ランキング(THE World University Rankings)と同様に「教育の質・学習環境(教育力)」「学生と教員の国際性」「産業界からの収入」「研究の質(研究力)」「論文被引用数(研究の影響力)」の5分野13指標を評価基準におく。各指標のウェイトなど、一部はアジア地域の大学に合わせ調整されている。ランキングの裾野は年々広がっており、2018年はアジア諸国25か国・上位350大学(2017年は24か国300大学)の結果を公表した。

全ランキングのうち、もっとも多くの大学がランクインした国は日本。2017年の69大学からさらに数を伸ばし、89大学がランクインした。そのほか、ランクインした大学が多かったのは中国63大学、インド42大学など。

総合ランキング1位は、シンガポールのシンガポール国立大学。同大学の順位は2016年から動かず3年連続。中国では、アジア世界大学ランキング発表以来はじめて清華大学(中国)が首位にたった。北京大学は3位。4位には香港大学(香港)、5位には香港科技大学(香港)が入った。南洋理工大学(シンガポール)は6位。

国内の大学は、2017年からひとつ順位を落とし、東京大学が8位にランクイン。東京大学は2013年の調査開始以来、2016年まで3年連続で1位を保っていたが、評価ウェイトの変更や他エリア大学の伸びなどが影響し、2016年に7位へ下がった。

東京大学のほか、総合トップ100位には京都大学が11位(2017年14位)、大阪大学が28位(同位32位)、東北大学が30位(同26位)に入っている。30位以降は東京工業大学、名古屋大学、九州大学など。100位以内には11大学がランクインした。

THEのWebサイトには、各評価基準の比重や詳細な項目のほか、1位から350位までの大学ランキングが掲載されている。アジア世界大学ランキングの発表時期は早期化傾向にあり、2016年は6月、2017年は3月、2018年は2月の発表となった。日本では今後、ベネッセとTHEによる日本版のTHE世界大学ランキング2018の発表も控えている。

◆アジア世界大学ランキング2018
<総合ランキング>
1位 シンガポール国立大学(シンガポール)
2位 清華大学(中国)
3位 北京大学(中国)
4位 香港大学(香港)
5位 香港科技大学(香港)
5位 南洋理工大学(シンガポール)
7位 香港中文大学(香港)
8位 東京大学(日本)
9位 ソウル大学校(韓国)
10位 KAIST(韓国科学技術院)(韓国)

<国内トップ10>
※( )内は総合ランキングにおける順位
1位 東京大学(8位)
2位 京都大学(11位)
3位 大阪大学(28位)
4位 東北大学(30位)
5位 東京工業大学(33位)
6位 名古屋大学(35位)
7位 九州大学(48位)
8位 北海道大学(55位)
9位 東京医科歯科大学(TMDU)(60位)
10位 筑波大学(63位)

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