7/6 タイ北部の洞窟遭難事故、救助作業中の潜水士死亡

タイのテレビ報道によると、サッカーチームのタイ人少年12人とコーチの男性が閉じ込められている同国北部チェンライ県の洞窟で、救出作業に参加していた元タイ海軍潜水士の男性(38)が6日未明、死亡した。今回の救出活動で死者が出たのは初めて。

男性はバンコク郊外のスワンナプーム空港の警備員。使用済みの酸素ボンベを洞窟奥から潜水して運び出す作業を行っていた際に意識を失い、死亡した。

サッカーチームの13人は6月23日に洞窟に遊びに行った際に、雨による増水で出口が塞がれ、洞窟内の岩の上に避難した。タイ当局は6月24日から本格的な捜索を開始。7月2日夜、英国人の潜水士が13人を発見し、食料などを届けることが可能になった。

ただ、洞窟内は複数の場所で水没し、13人を地上に連れ戻すのは非常に困難な状況だ。当局は13人に潜水装備を着用させ、水没した洞窟内を泳がせて脱出させる方法を検討しているが、今回、元潜水士の男性が死亡したことで、水没した洞窟内を潜水する危険が改めて浮き彫りになった。

一方、タイは雨期の真っ只中で、現場周辺でも雨が予想されている。大量の降雨があれば、13人が避難している場所も水没する恐れがあり、当局は救助方法とタイミングについて難しい判断を迫られている。

コメントを残す